どうも、らじ太郎です。
イギリス・ブリストル出身のグラフィティアーティスト、バンクシー(Banksy)のニュースです。
バンクシーの絵画がオークションで落札されると同時に額縁に仕掛けられたシュレッダーで裁断されるという事件がおきました。
競売大手サザビーズ(Sotheby’s)によると、バンクシーの「少女と風船(Girl with Balloon)」は5日のオークションで、過去のバンクシー作品の最高額に並ぶ104万2000ポンド(約1億5500万円)で落札されると突然、額縁に隠されたシュレッダーで細断された。
引用:AFPBB News
そしてどうやらバンクシー本人が会場にいて仕掛けを作動させたという噂があるみたいですね。
ということで今回は「バンクシー(Banksy)の絵画がシュレッダーで裁断される動画チェック!」と題してお送りしていきます。
バンクシー(Banksy)の絵画がシュレッダーで裁断される動画チェック!
バンクシー本人が自身のインスタグラムに動画をアップしています。
この動画を撮影したのが本人だとすれば、間違いなくバンクシーはオークション会場内にいたことになりますね。
そして遠隔操作でシュレッダーを作動させた可能性も高いといえるでしょう。
裁断された絵の価値はどうなるのか?
落札者はいったい裁断された絵を見てどんな気分だったのでしょうか?
あまりにも唐突のことすぎて唖然としてしまったかもしれません。
でも今回の事件によってこの「少女と風船(Girl with Balloon)」という絵は世界でとても有名な絵画作品になってしまいました。
そして半分が裁断された絵という特異な存在であることも手伝って、もしかしたらこの絵は裁断される前よりも高い価値がある作品と見なされることになるかもしれません。
そこまでをバンクシーが見越していたかはわかりませんが…
ネットの反応
今回のバンクシーのパフォーマンスはコマーシャリズムに反逆するというポーズでコマーシャリズムに飲まれていくというか、俗物的な面を見せられた感が強く、さすがバンクシーだぜ!と持ち上げてる人たちも胡散臭く見える
— ふとしSLIM🌼 (@FUTOCHIMPO) October 7, 2018
バンクシーの件は、モノとして残したらあかんかったんちゃうかな、と思う。
溶けてなくなったり、焼けてなくなったり、モノとして残らないようにしないと、ハプニングの来歴が付加価値になってしまう。
— ןısɐsoɯǝpɐ (@asilademos) October 7, 2018
バンクシーのやつって、オークション側もグルじゃないと出来ないよね?それともバンクシーに依頼して、作らせて額もバンクシーが用意して、周知してなかったってこと?
どっちにしろバンクシー額に入れたら意味ないもんな。というか神とかキャンバスに描いた時点で意味ないよね。— ななさん (@sugim911) October 7, 2018
バンクシーさんの絵画の仕組みどうなってんの
— つくねじじい330号 (@tokage1001) October 7, 2018
バンクシーすげえな
— 裕スケ@3リボステ6.7ポラリス (@yu_suke__jp) October 7, 2018
バンクシーは自分の「覆面アーティスト」という役割をよく理解している。
— 齋藤恵汰 (@_satoketa) October 7, 2018
バンクシーさんがオークションで絵が売れた時にシュレッダーにかけるというのは、私には値段の釣り上げ工作にしかみえないです。私がいろいろねじ曲がってるのでしょうが。やるなら粉々にするべきだったでしょう。作品と繋がっている状態にするのはいかにもその状態を保つこと前提な気がします。
— 銀猫 (@SilverForestcat) October 7, 2018
バンクシーのシュレッダーが途中で止まった理由、数年に渡る待機電力を考慮してなくて絵を最後まで引き裂くだけの電力がバッテリーに残ってなかったとかだったら笑える
— u @技術書典5 う25 (@uetschy) October 7, 2018
バンクシーの額縁シュレッターがロックすぎてヤバイ。しかしシュレットされた絵画はさながら現代アートっぽくて新しく生まれ変わった感がこれはこれで芸術的。刻まれた少女に残された赤い風船…これもまた良き良き
— 火花海 (@t1227m0731) October 7, 2018
バンクシーの絵画、1億5千万円で落札直後、自動的にシュレッダーでバラバラに?! https://t.co/7oPgtTIiD4
実際、絵が完全にバラバラになったわけじゃなくて途中で止まってるから
ストーリー込みでこういう作品なんだって展示できるんで、バンクシーは優しいよね— けんじ🐬@10/7 青ブタEDイベント (@berser_kenji) October 7, 2018
バンクシーほんまに好き
— まー (@forelsket087) October 7, 2018
今回のバンクシーの仕掛けに関して、モノとしてカタチが残ることに対して毛嫌いする反応と、逆にバンクシーは優しいという反応があったのが印象的でした。
最後に
色々と謎が多い今回の事件でした。
バンクシーはサザビーズとグルだったのか、バンクシーはなぜ全部を裁断しなかったのか、同じ作品の価値をなくすというなら爆発等のしかけにしなかったのか…
でもなんだか事件自体がアートだったような不思議な感覚が残りました。
こういうことを思いつく発想と、実際にそれをやってしまう行動力。
さすがストリートで生きてきたグラフィティアーティストだなと感心してしまいます。
落札者の方のコメントもききたいですよね。また残された作品の今後の価値も気になるところです。
続報があり次第また記事にしたいと思います。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。